ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


悪鬼は伴侶を

丸太に求めた

砕けず拒まず

傍に居るから

 

劣情を滾らせ

激しく抱けど

全てを理解し

静かに甘えた

 

刻んだ微笑み

視る度祈った

目元は愛した

母様に似てる

 

彼が老いぼれ

迎えが来たら

墓標の如くに

彼女が聳えた

 

 

「寡黙な愛妻」