ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


骨髄が鳴く

切なさ故に

抱擁の中で

愛する故に

 

詩人は呻き

言葉を捜す

軋む背中の

最期の一節

 

何れ砕けて

吐血と踊る

瞳も霞めば

両手を翳す

 

複雑な肉に

哀憐のキス

闇で美神は

娘を擬する

 

 

「充分な死」