ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


闇夜に名医は

メスと彷徨い

感性の患部を

切除している

 

自殺の苦悩も

窃盗の不実も

強姦の我欲

暴力の悪意も

 

完璧に刻んで

この街を正す

人類は害悪と

診断せぬ為に

 

その実験台で

拷問した僕に

博愛さえ語る

貴方が好きだ

 

 

「僕の名医」