ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


透明な眼鏡を

絹布で磨けば

街の淋しさも

克明に映るか

 

邪魔者の夜も

屈辱的な朝も

確実に見抜き

聢と教えるか

 

廻りし真実は

全てが悪夢だ

暴いた硝子は

闇の中で煌く

 

僕は目を閉じ

君を想うけど

雨露の裸眼に

判る筈も無い

 

 

「無色眼鏡」