ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


死神の感傷を

理解する少年

虫籠を眺めて

胸中が騒めく

 

哀しみの鶏肉

上品に齧れば

人殺しは英雄

控えめに笑う

 

迎えを望んで

神を侮辱する

隣人が死ねば

その柩を運ぶ

 

高齢な少女は

死神を唄って

甘き魅了の中

今に事切れる 

 

 

「泣く程に死神」