ウェヌスの暗号

韻を踏み過ぎてパーに成った。

芸術幼女言語の最深部。


或いは美型詩の実験場。


褐色に焼けた肌

白く輝く歯並び

不相応だが事実

君は屍鬼だった

 

穴だらけの躰に

キスを与えよう

悪い血が溜れば

葡萄酒を注ごう

 

お互い裸のまま

体温を捧げよう

欧米産の人肉は

嬉々とし頂こう

 

君が死ねぬなら

僕が死を殺すよ

言葉は必要無い

必ず愛するから

 

 

屍鬼の恋人」