ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


僕は安全剃刀

病の三歩前で

刻んだ倖せは

もう必要ない

 

君は僕を愛し

灯りの下歩く

輝く切っ先に

悪い夢を視て

 

尊厳を護れど

過ちを赦せど

僕の才能では

手首も癒せず

 

君は僕を揮う

静謐な楽曲で

自分の影さえ

追い払う為に

 

 

「剃刀の詩情」