ウェヌスの暗号

韻を踏み過ぎてパーに成った。

芸術幼女言語の最深部。


或いは美型詩の実験場。


裸のままの君に

僕は祈る他ない

熱い吐息を眺め

美しさに涙する

 

無垢な声を上げ

甘えて笑う君に

淋しさが痛んで

追憶に胸が騒ぐ

 

君は僕の役割を

柔い舌で慰める

僕は君に縋って

夜明けまで踊る

 

残酷な朝が来て

君が全てを赦す

僕は愛に震えて

首の骨を砕いた

 

 

「スロウ・ダンス」