2015-08-05 ■ 夕暮れの楽園で 燃える街を観る 僕は粗雑に唄い 天使を射殺する 昼の理性も無く 夜の感傷も無く 不定な酔狂の中 赫色は噎せ返る 正当なる虐殺に 僕は美観を求む 頭を巧く狙えば 羽毛の雪が降る 苦悶も声も愛も 銃声が塗り潰す 神は其れを憂い 僕を虚実とする 「夕日の狙撃手」