ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


茹だる体温と

甘いため息に

渇望の角度は

切れ味を増す

 

猫撫で声には

切実さが宿り

求める潤みに

僕は舌を出す

 

台詞を暗唱し

手の鳴る方へ

儀式に倣って

重なり果てる

 

煙草の苦味に

気遣い合えば

乳房の味さえ

褪せる角砂糖

 

 

「色の触れ方」