ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


幻熱の揺らぎに

僕は意思を失う

裏の裏で歩んだ

夢遊病な足取り

 

形骸化した恋に

役割の口付けを

陽炎に眩んだ後

遠い恋慕は歪む

 

肌を焼く痛みに

醜い鏡を割って

喉に溢れる涎は

永久装置となる

 

白は否応無しに

哲学を塗り潰す

自壊する理性は

生きるに便利だ

 

 

「夏の白痴」