ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


亡霊の脳みそは

鉄棒の味がする

透き通る遺恨も

舌の上で踊るぞ

 

人間を諦めたら

既に家畜と同じ

美食家が貪るは

不幸で太る肉塊

 

想い出を煮立ち

一杯のスウプに

初恋は白濁して

赤い背信を彩る

 

遣り残しに頼り

知覚する馬鹿は

僕の胃袋の中で

永遠に死を選べ

 

 

「亡霊の歯触り」