ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


霊安室には

僕の屍体が

他人の顔で

眠り続ける

 

僕の衝撃を

想像したら

三十年ほど

惨めになる

 

嗚咽す人々

睨む母親に

僕は言葉を

諦めている

 

夢で語るは

冥界の林檎

その甘美さ

その淋しさ

 

 

「理論の亡霊」