2015-07-04 ■ 聖書のように 少女を信じて この身を弁え 讃える儀式で その姫の踵へ 舌を這わせて 甘い肉の味に 静かに涙ぐむ 普段は遠くで 想いに火照る この幸いさえ 僕には贅沢で なのに彼女は 愛を欲しがる 高貴な神には 禁忌と知れど 「僕のお姫様」