ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


研磨した笑顔で

群衆を誤解させ

柔らかな後説に

一切が愛を称す

 

人柄の良さだけ

現実に切り取り

神様と揶揄され

遺影は微笑んだ

 

僕は知っている

本当は孤独の中

真意を黙殺した

悲痛の殺人性を

 

骨は粉の味がし

唾と共に捨てた

蝉の悲鳴が響く

乱反射の季節に

 

 

「猛暑に棲む鬼」