ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


生き辛い夏に

死を望む冬は

僕の歩調だけ

急かし続ける

 

泣く暇も無く

足取りは孤独

生傷だらけで

一つ嘘を吐く

 

道を外れては

遠回りをして

正しい人々の

見世物となる

 

運命の多情に

苦く微笑めば

足から崩れて

春が塗り潰す

 

 

「晩秋と無才」