ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


ある一篇の詩に

片想いする少女は

その恋の正気を

疑いもしなかった

 

学舎に詰込んだ

他人の浮き足など

愛想で取り繕い

不快にさえ感じた

 

不用意な舌禍が

少女を虐め抜けど

想い人を呟けば

孤独も温かかった

 

一節一節が甘く

熱が高鳴る詩篇

貴方が全てだと

愛おしげに泣いた

 

 

「詩の恋人」