ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


聖母は僕を捨て

神の子を選んだ

気の遠い偶然を

残酷に信憑した

 

僕は愛を求めて

独りで彷徨った

石塊が痛かった

怒号に苦しんだ

 

彼は祝福をされ

僕は黙殺された

時代と共に歪む

教義に名は無い

 

今でも夢の中で

涙の赦しを乞い

馬小屋の双子に

諸共殺せと叫ぶ

 

 

「愚兄」