ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


気に病む精神科

清潔な狂人の中

不味い薬効かせ

僕は話し始める

 

「蜘蛛の巣を視て

 僕の役割を想う

 綺麗な物が好い

 明白な物が好い

 

 だけど僕は未だ

 監視に報えない

 先生、助けてよ

 期待に応えたい」

 

言及を回避して

丁寧に頷く先生

説明書の余白に

善人とだけ記す

 

 

「聖なる直訴」