ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


老婆の歯茎が

足首を舐め回す

糞尿を啜って

嘔吐く声が響く

 

業火は安楽を

灰燼を許さない

濃厚な血の池

味も好くはない

 

魑魅は騒いで

生首を自慢する

叫喚に欲情し

処女の乳を齧る

 

美しいと呟く

気が触れた画匠

後を歩く僕は

この詩だけ遺す

 

 

「軽地獄」