或いは美型詩の実験場。


鈍感な宇宙人は

愛を躊躇わない

一度だけ選べば

使命感で交配する

 

種の繁栄を望み

真剣に腰を使い

真顔でその触覚を

最適な部位に刺す

 

人間こそ難しく

実に理に適わない

恋慕を繰り返せど

寂しい夜に怯える

 

殴られて愛を知り

恋の為に拒絶する

児殺しが平気でも

その純愛は疑わぬ

 

僕は彼らの結実で

汚点だけが遺伝した

宇宙的に情が無く

酷く面倒な人なのだ

 

 

「星の混血」