2015-04-27 ■ 立ち眩む現実に 個室便所へ逃げ 熱苦しい息の中 ただ涙を堪える あの人は会社員だ 彼女は大学生かな 彼は土方の職人で なのに僕とは何だ 年相応に苦労し 人並みに偉そうで 普通の恋に騒ぎ 暗黙に認め合うの 僕は殺さないと 知って貰えないよ 僕は死なないと 選んで貰えないよ 「ほぼ無題」