ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


犬は鳴く鳴く

笑い転げたら

木陰の匂いに

想いて想われ

 

犬は泣く泣く

御髪を梳きし

飾らぬ幸から

別れる故には

 

犬は失く失く

神憑きながら

外道へ結ぶは

罪なる人らぞ

 

犬は亡く亡く

喰い散らす折

血濡れた櫛の

痛みを知りて

 

 

「神梳く犬」