2015-03-13 ■ 雨を繰り返す君は 不治の罪を負って 嘆く者の肩の上の 白い蝶を眺めてる 外れた歯車が僕は 鋭利な刃に映って 逃げる為の呪文を 常に唱えては惑う 運命の足音が騒ぎ 僕らを追い詰める 過ぎ去った罪悪に 縋り付くのは黄昏 赦しに伴う痛みに 神の悪意を信仰し 自らさえ疑う朝に 歓喜の敵性を知る 「邪魔な幸い」