2015-03-04 ■ 僕は欺瞞して 一篇の詩を書く 感性の雪代が 貴方の喉に滑る 何者にも成れず 薄い意志は穢れ 嘘を愛したなら 詩は他人と化す 重なる言葉に 透明な僕を知る 語る為に描く 平行世界の独白 僕は喜びに震う 自身の空疎さで 時には愛さえも 着飾れることに 「感性の詐欺罪」