2015-02-22 ■ 言葉は僕より上にいる 降り注ぐ確かな神性の中 嘘を愛おしく想えたら 不幸の銃弾も抱きしめる この詩で飾られた祈りは 意図より遥かに頼もしく この詩で望まれた期待を やり直すたびに愛が要る 何も無い空で泣く言葉に 指を伸ばせば翼も広がる 呪いは約束へと姿を変え 気まぐれな寂しさを撫でる 僕が見蕩れる当て無き空を 人が地獄と呼んだとしても それは僕には好いものだ それが僕には必要なのだ 「言葉は上にいる」