ウェヌスの暗号

韻を踏み過ぎてパーに成った。

芸術幼女言語の最深部。


或いは美型詩の実験場。


遠くで音がする

本当の事は忘れた

空は高く聳えて

僕は居場所を捜す

 

不確かな約束は

案外大切にされる

去り際に泣いて

言葉にせずに抗う

 

罪には事足りる

心は審判を望んだ

罰は甘き洋菓子

焼きたての自傷

 

代役に愛を乞い

僕は僕を奪われる

自責の逃避の為

他人の過失で死ね

 

 

「-の鼓動」