ウェヌスの暗号

韻を踏み過ぎてパーに成った。

芸術幼女言語の最深部。


或いは美型詩の実験場。


無垢なる野性に

貫くことを強いて

幼き欲求のまま

魂は和姦する

 

少年の好奇心に

僕は身を震わす

自分の内の内まで

丁寧な探索を止めず

 

雄の本性には

抗えぬ純潔に

僕は不正の手段で

解消だけを与える

 

唇を合わせると

戸惑いが糸を引く

彼の滑らかな美は

僕の肌を熱した

 

 

「青白い過ち」