2015-02-14 ■ 首筋を撫でる 君は優しげに 汗を掻いた胸で 僕を包み込んだ 僕たちは種子の 混じらぬ朝方に 指が深く沈む 愛が深く抉る 悪戯な顔をして 君は夢を見てる 僕は頼りも無く 涙を敷布で拭く これ以上は最早 不随なる猟奇 君は僕を齧る 僕は君に吠える 「僕の友達」