ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


君の薄い筋肉に

血は巡り走り

躍動する瞳は

少年の色を映す

 

僕は後ろを追って

健常さに憧れる

君の汗を捕まえて

唇にそっとなぞる

 

確かで気丈な肉に

僕は禁忌を知る

君の味を知れば

もう還れはしない

 

実らない宿り木を

選んだ僕らには

夏に忘れた熱病が

免罪を許さない

 

 

「不実の木」