ウェヌスの暗号

韻を踏み過ぎてパーに成った。

芸術幼女言語の最深部。


或いは美型詩の実験場。


自分への罰に

苦い珈琲を飲む

喫茶店は昔の

エヴァンスを流す

 

僕の煙草は燃え

魂が白く昇る

指先で遊んだ

トーストは冷める

 

孤独な二人席が

僕を否定してる

飲み干したならば

この場面は終わる

 

香ばしい匂いに

誘われたのが過ち

豆を煎る音色に

期待したのが過ち

 

 

「喫茶店にて」