花の美しさは知らずに

その言葉に掴まれる

凛と咲き誇るだけで

意味を成す命の価値

 

僕にも花言葉が欲しい

感傷の指に遊ばれて

露で花弁が濡れるように

鮮明な涙を流したい

 

誓いや告白や弔いに

僕の死骸を添えてくれ

気づく誰かの様を見て

この魂は永遠となる

 

種の存在が理由になる

僕は意味さえ見つからず

死ねば無意味で蝕まれ

その為の花が飾られる

 

 

花言葉への求愛」