2014-12-14 ■ 君の血液は凍り 僕は指先で涙する 薄い色の唇には 紫苑の花を添える 青い顔の傷痕が 君の頑張りを示す 敷き詰めた綿に 安楽な旅を祈った 燃えるのは辛い 君が奪われるから 拾うのは悲しい 骨は灰の味がする 僕は約束を破るよ 罪人の赤を搾り切り ただ地獄を視るんだ 頭蓋が砕けた瞬間に 「淡い色の棺桶」