ウェヌスの暗号

韻を踏み過ぎてパーに成った。

芸術幼女言語の最深部。


或いは美型詩の実験場。


君の血液は凍り

僕は指先で涙する

薄い色の唇には

紫苑の花を添える

 

青い顔の傷痕が

君の頑張りを示す

敷き詰めた綿に

安楽な旅を祈った

 

燃えるのは辛い

君が奪われるから

拾うのは悲しい

骨は灰の味がする

 

僕は約束を破るよ

罪人の赤を搾り切り

ただ地獄を視るんだ

頭蓋が砕けた瞬間に

 

 

「淡い色の棺桶」