ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


季節外れの言葉を

大切そうに呟く

あまりに優しくて

季節は赤面する

 

春は思いやって

夏は謙遜をする

秋は抱き寄せて

冬はやり直せる

 

日々の福音の前に

年々は利口になる

激情や感動の類は

静かに心に積もる

 

そして美麗な昼夜らよ

僕らは芸術に触れたのだ

無数の折々が示す表情が

重なり生きゆく芸術に

 

 

「一会の証明」