ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


悲しすぎて死ねない

心に刺青で彫って

その痛みを頼りに

生きてきた気がする

 

壊死した愛情を

永遠の剥製にして

縋り付く僕らの

何が間違っているのか

 

暴力的に寵愛

法則性に溺水

思考力に殉情

三月は雨が降る

 

虚構に煽られて

時の鱗に傷ついて

死を願った貴方は

木蓮の匂いがする

 

 

「三月の死」