ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


僕を産した両親を

許す事さえできぬまま

その残酷な生にまで

健気な病気に罹ってる

 

卑屈に笑う癖だけが

僕を大人に堪えさせた

貴方は矢鱈と人形を

大切そうに抱いている

 

汚い心に火を点けて

全ての仇に害を成す

孤独の闇で疲れ果て

気づけば解剖されていく

 

硝子ケースに隔離した

醜く寂しい人形は

貴石の瞳を抉ります

悪夢を二度と見ぬように

 

 

「人形細工の夢」