2014-11-10 ■ 黒で塗った似顔絵に 僕の余白は無かったの 腫れ物扱いされた後 世界は何も変わらない 屋上の風が好きだった 他人のようには思えずに 一緒に躰を放っても 世界は何も変わらない 闇夜の部屋でパソコンの 言葉を探して黙ってる きっと答えが見つかれど 世界は何も変わらない 僕が僕だと信じるほどに 天啓からは遠ざかる それでも真理は幸いとして 世界は何も変わらない 「不要の安堵」