ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


不運と脆弱で

調合された病

不治の景色に

雨は止まない

 

声は僕を迫って

色は僕を惑わす

ヘッドホンの中は

啓蒙の墓場となる

 

不幸と諦観で

処方された薬

不義な非才に

夢も見れない

 

人は僕を卑しみ

僕は僕を許さず

ソーダ水の泡は

観測の末に割れる

 

僕の生涯は観念も無く

地獄の蝶が燃えている

 

 

「地獄病」