2014-10-29 ■ 詩の中に住む 寂しき獣に 僕は石を投げてる 親の仇のように 血塗れのまま 吼える獣は 僕を哀れんでいる 児の死相のように 「上手に生まれて 上手に死ぬなら 貴方になりたい 貴方になりたい」 詩を書けば書くほどに この世界は変わるけど 其処に最後に残るのは 僕か獣か、その泣き虫か 「傷だらけの詩篇」