ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


僕はあまりに幼くて

自己矛盾の歯を剥いた

そして構わず齧り付く

差し伸べる手も哀しみも

 

僕は僕しか許せずに

誰が誰かも解らずに

傷ついただけの代償を

払わせるべく生きていた

 

しかし大人の臓器らは

謝りたいと思考する

きっと沢山あるはずだ

抜け殻の日の後悔が

 

いつか永訣する前に

全ての傷を認めたい

僕の腐った歯茎には

まだ罪悪の果肉が残る

 

 

「十五の夏から」