ウェヌスの暗号

韻を踏み過ぎてパーに成った。

芸術幼女言語の最深部。


或いは美型詩の実験場。


警告警告警告

僕の脳に何かいる

警告警告警告

神経系を齧ってる

 

自己統括が甘いのだ

自己感覚が薄いのだ

自己投影は手遅れで

自己憐憫は慎ましく

 

警告警告警告

思想は汚染を始め

警告警告警告

思慕は色相を覆す

 

僕は僕を考える

僕は僕の錯覚だ

僕は僕を把握する

僕は僕の創作だ

 

アア、しかし今では

これが残した疑心痕に

警告音が鳴り止まない

 

 

「統合への警告」