ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


黒人に生まれて

神性を内包し

肉体は鋭くなり

心には炎が点る

 

スラム街で駆けて

石を投げ合う子供

それは銃弾となり

何れ脳髄を掻き出す

 

詠み人知らずの壁が

何より美しく語った

天啓と憎悪の中で

生命の真理を覗く

 

その目は精確を視る

その腕は何の為か

夜に溶ける悦楽だけ

許された神の末裔よ

 

 

「黒き人」