ウェヌスの暗号

韻を踏み過ぎてパーに成った。

芸術幼女言語の最深部。


或いは美型詩の実験場。


細やかな花言葉

花に意味を与える

僕にも言葉があれば

何かが残ったろうか

 

「美しい別れ」

「遠回りした涙」

「神様への同情」

「放物線からの恋」

 

僕の靴の中から

強い茎の花が咲く

地獄は胸の中で

色合いを欲しがった

 

「贅沢な孤独」

「追いついた空」

「手を振る音階」

「永遠に帰す理解」

 

 

「屋上の花言葉たち」