2014-09-24 ■ ネコニエの噂のバグから 僕は一歩も進めないんだ 学校の前を彷徨いたのに 残酷な彼らと出会えない 瓶に詰まった黒い液体 ネコのジュースは猫の味 土に埋められ墓も無く 蓋を閉められ愛も無く 好きなあの娘は神様だった だから僕は天使を望んだ 誰より優しい少女が叫ぶ 彼女はそれでも自殺だったと ネコとあの娘が重なった時 思わずテレビを蹴り飛ばしたよ そしたら少女もあの娘も消えて 必死に孤独な僕だけがいた 「ネコニエの噂」