ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


少年が静かに

涙を流したら

我々の敗北は

決定づけられる

 

意識ある覚醒

痛みある献身

強き傷の共鳴

喪失による只狂

 

紅き炎の右腕

黒き風の鎧

少年は獣の心で

何者にもなる

 

我々はその力に

為す術もないまま

ただ敗北の公正に

自らの存在を知った

 

 

「燃立つ戯画」