ウェヌスの暗号

韻を踏み過ぎてパーに成った。

芸術幼女言語の最深部。


或いは美型詩の実験場。


柔らかい僕は

甲殻に覆われる

茹でられたなら

赤面するかな

 

白い肉を隠して

偽悪的にいるの

お腹を開いたら

案外単純だったり

 

貴方のフォークに

僕の心は釘付け

綺麗に切り分けて

痛いのがいいのよ

 

この殻を剥がして

白い肉に齧り付く

貴方が死ぬ程好きよ

ただ欲情に応えるの

 

 

「甲殻の中身」