2014-08-16 ■ 古びた悲しみのワルツが 僕の孤独を微かに撫でる 恋人よ、今は何処で 誰と明日を探しているの 三拍の吐息に揺られては 想いもほどけていくけれど 恋人よ、この僕こそが 一番の愛だと信じていたよ 甘い音楽で痛む虫歯が 唐突に僕を弱くしていく 恋人よ、人は誰しも 無垢さを捨てる日が来るね 離れる恋があるのなら 殺して欲しいと咽ぶ声 恋人よ、全て流せば 幸ある恋で忘れるからね 「ペイジのワルツ」