ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


理解の外にある

白く濡れ帯びた花

僕は傷ついたと言い

視野の光は狭くなる

 

嘘は僕のものだから

見破る人が必要だ

僕は傷ついたと言い

台詞が重なり遺失する

 

敗北の味の果実を

齧る歯型が愛おしい

僕は傷ついたと言い

蟲が群がり巣を作る

 

大切な人もいたんだ

この扉を叩くことだって

僕は傷ついたと言い

記憶の海に生かされる

 

 

「無力の言い訳」