2014-08-10 ■ 盲目な愛を 狂信する愚かさが 何より愛おしく 貴方を縁取っている 僕は鍵盤を叩こう 不協和に自我を持つ この合図らを知ったなら 貴方は窓から手を伸ばす 聾なる愛を 崇拝する拙さが 何より愛らしく 貴方に気付かされる 僕は挿絵を描こう 不明瞭に思慕を持つ この結末を知ったなら 貴方は筆致にキスをする そうして未だにこの僕は かくも詩篇を書いている 「不滅の愛」