ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


鳥とは遠き性分に

青い空には嫌われた

僕は羽虫、今日もまた

蛍光灯に息漏らす

 

僕の群衆が闇になり

星を覆えば孤独だろ

僕は羽虫、命すら

好手の為の布石なり

 

啄む鳥の美しき

白々しさを侮蔑した

僕は羽虫、生きるには

幾つか害意も必要だ

 

汚れた羽を震わせて

不快な音で彼方まで

僕は羽虫、其れこそが

ただ唯一の悲しき証明

 

 

「羽虫」